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2人目を計画無痛分娩で出産し、産後2ヵ月が経過しました!
とても思い出に残る出産が出来たので
振り返っていきます!
ちなみに1人目は自然分娩で出産しました。
今回は、どちらの出産方法を経験した私が感じた『無痛分娩のメリット・デメリット』また『出産当日の流れ』についてご紹介します。
- 無痛分娩を検討している方
- 無痛分娩を予定されている方
無痛分娩って本当に痛くないの?
出産の流れはどうなるの?
無痛のメリット・デメリットは?
私は分娩方法を選択するにあたり、いろいろな疑問が浮かびました。
命に関わる事なので、自分なりに納得して
分娩方法を決めたいですよね。
この記事をご覧になる方の疑問が少しでも解決できると嬉しいです。
出産の流れ
計画分娩だった為、事前に日程を決めて出産に臨みました。
2人目という事もあり、陣痛から約3時間で産まれました。
6:00 病院到着
到着後すぐに分娩室に通され、出産着に着替えました。
この後、どんな処置が待っているのか…
とてもドキドキしていました。
6:15 無痛処置開始
まずは、痛み止めの注射を背中に打ちます。その後、麻酔を通す為のチューブを背中に入れていきます。
この時、背中と脇腹に管が通る違和感を感じました。
背中で処置をされているので、実際に見えないのが怖かったです。
6:25 人工破膜
人工的に破水させました。この時まだ麻酔を入れていない為、痛かったです!
痛みでいうと、内診で子宮口を刺激するグリグリされる時くらいの痛さです。
両手で分娩台のサイドバーを持って、
フー!フー!と呼吸しながら耐えました!
6:30 陣痛促進剤と麻酔を開始
6:40 陣痛スタート
モニターを見ていると陣痛が始まりました。麻酔をしていて、特に痛みを感じなかったので横にいる主人と会話していました。陣痛が始まっても普通に会話できたのがすごいと思います。
「何時に生まれるだろうね~」「夜までかかったらどうしよう」なんて…
呑気な事を言っていました。
7:30 子宮口3cm
まだ3cmかー!朝ごはんなんだろう~!楽しみだな~
8:00 陣痛食が出される
ご飯が美味しいと評判の病院だったので、楽しみにしていました。
麻酔で嘔吐してしまう可能性がある為、出された量の半分しか食べてはいけないとの事だったので半分にとどましたが、出来れば全部食べたかった…
評判通りとっても美味しかった!
陣痛の中でも食事を味わって、楽しめる事自体すごい事ですね。
8:45 子宮口4cm
この頃から、肛門あたりを押される感覚と共に痛みを感じるようになってきました。
上の子の時に味わった陣痛を思い出す序盤の痛さ…
初めての無痛分娩だった為、麻酔を足してもらっていいのか、このくらいの痛さなら耐えるべきなのか悩み…
少しの間、ナースコールをせずに我慢してみました。
9:08 子宮口6cm
目を瞑ってしまうくらい痛くなってきたので、
麻酔を追加してもらいました。
内診してもらうと6cmまで開いて、先生に「ここからグワっと開くからね!」と笑顔で言われたのを覚えています。
今回、分娩時に上の子も立ち合う予定だったので、実家の両親の家で待機している上の子を呼んだ方がいいか聞いた所
「もう呼ばないと間に合わないよ!」と言われ、急いで連絡しました。
こんなに進みが早いとは!2人目は早いと聞きますが、ホントにあっという間です。
9:20 子宮口全開!
肛門を押されていきみたい感覚がすごいありました!痛みも感じた為、麻酔を追加。
麻酔で足の感覚がない状態で歩けなかった為、車イスで分娩室まで移動しました。
上の子は、急いでこっちに向かっていました。
スピードが速すぎで、私達も実家の両親もびっくり!
分娩室へ移動し、出産準備を整えました。
まだ、上の子を到着しません…
すると、助産師さんからある提案が!
「まだ赤ちゃん元気そうなので、上のお子さん到着するまでいきむの待ちましょうか!」と。
「そんな事出来るんですか!?」と私と主人も驚きました。
陣痛促進剤の投与をいったんストップして、上の子が来るのを様子を見ながら待ちました。
出産を待つことが出来るなんてとても驚きました。麻酔で痛みを抑えているので、いきむのも我慢できるのです。
そして上の子が到着!
10:06 無事出産
いきむ時は、痛みを感じました。しかし、耐えられるくらいの痛みです。自然分娩の痛みとは比べ物にならないくらい、麻酔の力はすごいなと思いました。
落ち着いていきむ事ができ、出てくる瞬間の赤ちゃんの顔を見た時には、生まれてきてくれた事への感謝の気持ちでいっぱいになりました。
私が感じた無痛分娩のメリット・デメリット
メリット
これは最大のメリットです!この後にあげるメリットも全てはここに繋がります!
1人目を自然分娩で出産しているので、陣痛の痛みを知っています。
陣痛の痛みを知っているからこそ、少し痛みは感じたけれど、無痛を選んでいなかったらどれだけ痛かったんだろうと想像すると恐ろしいです。
落ち着いていきむ事が出来ました。おかげで会陰切開はかすり傷程度で済み、すぐに治りました。
1人目の自然分娩の時は痛すぎて我慢できず、いきむタイミングを間違え、一部裂けてしまいました…
そして8針縫う事に…
産後とても痛くすぎて、しばらくペンギン歩きしか出来ませんでした。
痛くなかったので、体力もそこまで消耗しませんでした。産後母子同室でしたが、赤ちゃんのお世話に前向きな気持ちになれました。
また、初めて顔を見れた時に生まれてきてくれてありがとう!!とただただ感謝の気持ちしかありませんでした。
1人目の自然分娩の時は、生まれてきてくれた事への感謝の気持ちもありましたが、
”やっと痛みから解放された”
”でも、この後からお世話が始まるのか…正直しんどいな…休ませてほしい…”と
ネガティブな気持ちにもなってしまったのです。
痛みがない事によって、精神的・体力的に余裕が生まれ、その後から始まる育児に明るく前向きになれる事に気付きました。
会陰切開の傷も浅く、出産当日からスイスイ歩く事が出来ました。
また、ベッドの上であぐらをかいて授乳していました。その姿を見た助産師さんによると、産後あぐらをかいて授乳できるのは傷が浅かったからで、普通は痛くて無理ですよ。との事でした。
産後普通に動く事が出来たので、メンタル面でも非常にポジティブに明るくなれます。
退院後も寝不足の日々が続いていますが、1日1日を楽しみながら過ごす事が出来ています。
忙しい日々ですが、心にゆとりを持って、子供の成長をゆっくり味わう事ができるのは幸せな事です。
私が出産した産院は、分娩時に夫と子供の立ち合いが出来る病院でした。
自分の妹が生まれてくる瞬間を見れた事は、子供にとっても非常に貴重な体験となりました。
私が痛がらなかった為、子供も怖がらずに見守ってくれました。
「ママ頑張れー!もう少しだよー!」と声をかけ続けてくれて、嬉しかったです。
赤ちゃんのカンガルーケアをしながら、4人で家族写真が撮れたのはとてもいい思い出です。
デメリット
無痛の処置は、先生の腕次第だと思います。
硬膜外麻酔をする為にチューブを神経に近い、非常に細い部分に注入する為、一歩間違えると障害が出たりする可能性があるそうです。
その病院での実績や先生の事を信頼できるか見極めた上で、決めた方がいいと思います。
私の産院では出産実績のおよそ半数が無痛分娩で、無痛にはとても自信がある先生だったので、決断しました。
分娩費用とは別に無痛の処置・手当料が発生します。私の産院では、7万円かかりました。
費用については、産院によって異なると思います。
出産費用だけでも高額なので、私も最初は悩みました。出産時だけでなく産後の回復の速さなどトータルで考えるとそれだけの価値があったと思いました。
陣痛促進剤や麻酔などの薬剤を使用する事で副作用が出たり、合併症が起こるリスクがあります。
私が医師から受けた説明では下記のようなものがありました。
- 吐き気や体にかゆみが出る
- 下半身に力が入りにくくなり、麻酔がきれるまで歩行が難しくなる
- 血圧が下がる
- 陣痛促進剤は子宮破裂の恐れがある
実際に私は出産が終わるまで足に力が入らず、車いすで部屋を移動しました。また麻酔の追加により血圧が下がったようで、出産直後から吐き気が気分が悪くなってしまいました。
どちらの症状も数時間休んだら、回復しました。
2人目という事もあり、無痛分娩を選択する場合は予定日より2週間前の出産を薦められました。
経産婦の場合、自然に陣痛が来たら、数時間で産まれる可能性があります。
そのため、麻酔がやった効いてきた頃に産まれるとなると無痛の意味がなくなってしまうので、経産婦の場合は計画出産で予定日より早めに出産する事が多いそうです。
予定日2週間前は38週で正産期には入っているものの、赤ちゃんの成長具合ではまだお腹にいた方がいい場合もあります。
直前の検診でよく先生と相談した上で決める事をおすすめします。
まとめ
出産は人生最大のイベントです。無事に出産できたので、それだけでもとても幸せな事です。
出産には色々なエピソードがあり、人それぞれです。メリットやデメリットなども感じ方は人によって異なります。
この記事が母子ともに幸せな形で迎える事ができる参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。