『東京で注文住宅を建てた』9ヵ月間のスケジュール!家づくりの流れを公開

家づくりのスケジュール

※本記事には広告を含みます。

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注文住宅を検討する際に、私にはこんな疑問がありました。

ポカポカ
ポカポカ

どのくらいの期間で完成するの?
何から決めるの?
どんな段取りで進めるの?

注文住宅を建てるにあたり、困る事なくスムーズに進めたいですよね。


漠然と決める事がたくさんあるのは分かっていても、
具体的にどんな順番で決めていくのか私は知りませんでした。

今回は、実際に我が家がどのような段取りで進めたかをご紹介したいと思います。

スケジュールは、資金計画にも大きく関係しますのでとても重要です。
検討段階で、事前に確認しておく事をおすすめします!

紹介する我が家の事例
  • 地域:東京
  • 気候:9月、10月頃に台風が来る、2月にたまに雪が降る
  • 構造:木造2階建て
  • 延床面積:80㎡
  • ハウスメーカー:地元の工務店
  • 土地:築50年くらいの古家付き土地

スケジュール内容や完成期間は、お願いするハウスメーカーや、建物の構造、地域、土地の状況など条件によって異なると思いますので、一例として参考になれば嬉しいです。

1.古家付き土地を購入した場合、家の引渡しまで9ヵ月

私が最初この期間を聞いた感想は

ポカポカ
ポカポカ

『えええー!そんなかかるの?』

でした。

せいぜい、半年くらいかなと勝手に想定していたからです。
スケジュールには、余裕を持たせているとの事でしたが、結局色々あり、9ヵ月間かかりました。
スムーズにはいかないものです…

古家付き土地を7月中旬に契約し、8月に土地の引き渡しが行われ
その後家の引渡しは、翌年3月中旬でした。

我が家の場合、長期化した理由がいくつかありました。

  1. 地盤改良工事が必要になった
    古家解体後に地盤改良を行わなければならない事が発覚!
    地盤改良が出るか出ないかは、運!みたいです。

    数週間延長することに…

    スケジュールもですが、思わぬ費用の発生でもありました。
  2. ブロック塀の解体や、擁壁をつくる必要があった
    既存のブロック塀に鉄筋が入っていない事が発覚!
    昔は、鉄筋を入れなくてもよかったみたいです。

    現在の建築基準法が定めている基準から外れており、なにかあった時に倒壊する危険があった為
    全て解体し、新しいブロック塀と擁壁をつくる事になりました。

    ①と同様、数週間の延期、また思わぬ出費です。
  3. 費用を抑える為に、職人さんが1人で木工事を行っていた
    木造構造の組み立て工事は、人件費を抑える為、職人さんが1人で
    2か月半かけて完成させました。
    とても腕のいい職人さんで丁寧に作ってくださいました。

    作っている途中で何度も見に行ったのですが、階段上の棚の高さのアドバイスや
    職人さん目線でのおすすめポイント、壁裏の下地の説明などしてくれました。
    現場監督の方に確認して了承をいただいた上で、建築中に何度か現場に足を運んでみてもいいと思います。

当時は、外国で作っている製品(キッチンやトイレなど)が搬入されず
工期が延びるという話もありましたが、その影響は受けませんでした。

2.土地購入から家引渡しまでのスケジュール

6月
  • 土地の購入を決意!
7月

【中旬】

  • 土地の契約
  • 銀行決定!ローン申込み( 土地分)
  • 工務店と建設請負契約を締結

【下旬】

  • 古家見学(日当たり確認、間取りの参考)
8 月

【上旬】

  • 間取りプラン、外観の決定

中旬~下旬】

  • 土地決済、引渡し
  • 古家解体工事
  • 実施設計
  • 建築確認申請内容の承認
9月

【上旬】

  • 建築確認申請提出
  • 土地造成工事
  • 外壁、屋根、床、建具、玄関、設備関係の決定

【中旬】

  • 地盤調査
  • 地盤改良
  • ブロック塀・擁壁づくり

【下旬】

  • 地鎮祭
  • 工事着工
10月
  • 配線、照明の決定
11月

【中旬】

  • 上棟式
12月

中旬】

  • 内装クロスの決定
1月

【下旬】

  • 木完
2月

【上旬】

  • 外構の決定

【下旬】

  • 外構工事開始
  • 銀行に住宅ローン申込み(建物分)
3月

【上旬】

  • 建物完成
  • 工務店の社内検査
  • 外構完成

【中旬】

  • 施主検査
  • 引渡し
  • 引っ越し

見ての通り、最初の2ヵ月間間取り、外観、使用する部材など建物のおおもとを決定します。


1つ1つ決めていくのに物凄く時間がかかりました。

カタログ上の検討だけではなく、ショールームに行って実物を見たり
本を読みあさったり、SNSやネットで理想の家を検索し続けたり。

夫婦でもイメージをすり合わせながら、決めていきました。

工務店との打ち合わせは、月2~3回、毎回3~4時間くらい時間かかりました。
真摯に相談にのってくださり、色々な提案を下さった工務店の方には、大変感謝しております。

人生で一度だから、絶対に失敗したくない!という気持ちが強く
予算の中で自分達の希望を出来るだけ詰め込みました。

ポカポカ
ポカポカ

夫婦で作るものだから、具体的なイメージをすり合わせておく事

スムーズに進めるコツだと思います。

3.スケジュールは事前にチェック!! 資金計画にも関係が…

家が完成するまでの9ヵ月間

『家賃』と『土地のローン』の二重払い生活が続きました。

ポカポカ
ポカポカ

貯金していたので、なんとかなりましたが…
注文住宅は、思わぬ出費もあったりするので貯金大事です!

今は、ウッドショックの影響で木材の搬入が追い付かず
通常よりも工期が延びているという話もニュースで耳にします。

資金計画を組む際には、事前にスケジュールを確認する事をおすすめします。

注文住宅を検討している方が、スムーズに進められる参考になると嬉しいです!

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